不審者を目撃したときの正しい通報方法
「何か変だと感じたけど、通報していいのか迷った」という経験はありませんか。 不審に感じたら迷わず警察に通報することが、犯罪の未然防止につながります。 正しい通報方法と、自分の安全を守る行動を解説します。
危険を感じる状況・今まさに事件が進行中の場合は迷わず110番してください。
このガイドは「不審者を見かけた」「声をかけられた」などの場合を対象に解説します。
まず自分の安全を確保する
通報する前に、自分が安全な場所にいることを確認してください。 不審者に近づいたり、追いかけたり、写真を撮ろうとするのは危険です。
- 不審者から距離を置く・建物の中に入る
- 複数の人がいる場所(コンビニ・駅など)に移動する
- 子供が狙われた場合は子供のそばを離れない
110番 vs #9110 — 状況に応じた使い分け
| 状況 | 使う番号 |
|---|---|
| 今まさに事件・事故が起きている | 110番 |
| 不審者が目の前にいて危険を感じる | 110番 |
| さっき不審な人を見かけた(状況は終わっている) | #9110 |
| 子供が声をかけられた(その場は終わっている) | #9110 または 110番 |
| 不審な車が何度も通る | #9110 |
| 不審物(置き忘れた荷物など)を発見 | 110番 |
※ #9110は都道府県警察本部の相談専用電話(24時間対応の県が多い)
最寄りの警察署・交番を今すぐ確認する
現在地から探す →警察への通報で伝える5つの情報
通報時にできるだけ以下の情報を伝えると、警察が迅速に対応できます。
- 場所: 住所・交差点名・近くの建物(「〇〇駅の北口から徒歩3分、△△公園前」など)
- 日時: いつ目撃したか(「今から5分前に」など)
- 不審者の特徴: 性別・年齢(推定)・身長・体型・服装・髪型
- 行動: 何をしていたか(「公園のベンチで子供を眺めていた」「同じ道を何度も歩いていた」など)
- 移動方向: どちらの方向に去ったか(徒歩・自転車・車)
子供への声かけ事案の対応
子供が見知らぬ人に声をかけられたり、ついてくるよう誘われた場合は、 声かけ事案(前兆犯罪)として警察に情報提供することが重要です。 警察はこうした情報を集めてパトロールを強化します。
- 子供から状況を落ち着いて聞く(責めない)
- 日時・場所・相手の特徴をメモする
- 管轄警察署か#9110に連絡する
- 学校・保育園にも情報を共有する
SNS投稿には注意が必要
不審者情報をSNSに投稿することは、誤情報の拡散や特定個人への誤解を招くリスクがあります。 情報共有の場合は、警察や自治体の公式チャンネル(防犯メール・回覧板等)を優先してください。
地域の防犯情報を確認する
多くの都道府県警察では、不審者情報や防犯メールの登録サービスを提供しています。 管轄警察署のウェブサイトや、自治体の防犯メールに登録しておくと、 地域の不審者情報をいち早く把握できます。
参考情報
警察庁/ 各都道府県警察の防犯情報
警察庁/ 各都道府県警察の防犯情報