交通違反の反則金、払う前に知っておくこと
青切符を切られたとき、反則金の仕組みと支払い手続きを知っておくと慌てずに済みます。納付期限や反則金制度の対象外となるケースも解説します。
速度超過や一時停止違反で警察官に止められると、多くの場合は「青切符」が渡される。これが反則金の通知書になるが、受け取ったことがなければ、次に何をすればいいのか分からないことも多い。
反則金制度の仕組み
交通違反には、刑事手続きなしに完結する「行政処分」として処理されるものと、刑事事件として扱われるものがある。比較的軽微な違反の多くは前者の「交通反則通告制度」が適用される。
青切符を受け取ったら、そこに記載された期限内(通常は7日以内)に反則金を支払う。コンビニのレジや銀行・郵便局の窓口で支払える。支払いが完了すれば、その件は行政処分として終結する。
点数が加算され、一定の基準を超えると免許停止・取消しの対象になるが、それも行政の範疇だ。
払わないとどうなるか
反則金を期限内に払わないと、反則行為者の扱いが外れて刑事手続きへ移行する。検察に送致され、略式起訴→罰金刑になることが多い。通常、反則金よりも高額になる。
「違反に納得できないから払わない」という権利は法律上存在する。ただ、実際に不起訴や無罪になるケースは少なく、手続きにも時間と手間がかかる。
赤切符は別の話
赤切符(正式には「告知票」)は、より重大な違反(著しい速度超過・酒気帯び・無免許など)に対して交付される。この場合は最初から刑事手続きの対象で、反則金ではなく罰金や懲役が問われる。青切符とは全く別の流れになる。
二度目の通知と仮納付書
青切符を受け取った後、一定期間内に何もしないと「通告書」が郵送で届く。これは「払ってください」という改めての通知だ。この段階でも支払える。
支払いの証拠は大切に保管しておく。まれに記録の誤りや手続きの行き違いが起きることがある。
軽微に見えても点数管理は重要
1回の違反で受ける点数は1〜6点など違反の種類によって異なる。過去3年間(または1年間など条件による)の累積で免許停止や取消しが判断される。「たった1点だから」と思っていても、直前に別の違反があった場合は積み重なっている。免許センターや警察署で現在の点数を確認できる。
青切符を切られた後の手続きそのものはシンプルだ。焦らず記載内容を確認して、期限内に対応することが大切だ。